2010年11月10日水曜日

年長児のちょっとイイお話♡(^^)v


みなさん!聞いてください\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今日は、11月生まれのお友だちのお誕生会でした。
~☆Iちゃん・Sちゃんオメデトウ☆~
子どもたちにとって、お誕生会後の楽しみと言えば!?

そうです! お・や・つ

みんな“おやつ”を楽しみにしていますよね?(^^♪

そのおやつがきっかけで・・・実は今日!年長組で事件が起きたのです\(◎o◎)/

事件というのは・・・

今日のおやつは“コアラのマーチ”!
おやつは給食が食べ終わった子から自分で取りに行って食べるスタイルをとりました。
そこまでは、いつもの楽しいおやつの時間だったのですが・・・(^_^;)

そろそろ給食の時間も終わりに近づき先生が、
「まだ、食べてない人?」と聞くと・・・?
ちらほらと手を挙げる子が・・・すると!
残っている“コアラのマーチ”の数より、まだ食べていない人の方が多かったのです(;一_一)

これは大変!!!(゜o゜)(゜o゜)(゜o゜)/~

そこで、みんなで話し合いすることに!(^^)!

まずは、「2個食べちゃった人いる?」と聞いてみると・・・
きちんと、2個食べてしまった子たちが手を挙げてくれたのです。
2個食べてしまったとはいえ、自分の過ちを素直に言ってきてくれた
子どもたちの勇気を微笑ましく思いました。

が、しかし!!!

ここからが子ども話し合いの始まりです。

今回は、1個食べた子、2個食べてしまった子、食べられなかった子がいるので、
話し合いするにも、初めのうちは難しそうに考えこむ姿が・・・すると!

Mくん「あきらめてもらおう?」と発言してきたのです。
『諦めてもらう』と聞くと少し冷たく感じるかもしれませんが、
MくんはMくんなりの考えを発表してくれたのです。

その後、残っていた“コアラのマーチ”もあったので、数えてみると、残り9個。
すると、それを聞いたSくんが
「残ってるのが9個だから、食べられなかった人に1個ずつあげたら?」
と言う意見がでたのです。その他にも、Hくんは
「1個じゃ可愛そうだから、残った“コアラのマーチ”も割って分けて食べたら?」
と、それぞれが思い思いに自分の考えを提案してきたのです。

それを聞いていた食べられなかったAくんが・・・
「オレ、あきらめる。」と言ってきたのです。

これには、私たち先生もビックリ!感動して涙が出そうになりました(;_:)

まさか、子どもから!しかも食べていない子から『諦める』と言う言葉がでるなんて・・・
私たち大人でも、そんな時『諦める』という言葉が出ますか?
諦めると言う言葉の前に怒りますよね?(^_^;)

そんな言葉を聞いてか、2袋食べた子から・・・
Tくん「食べてない人に謝る」という言葉がでたのです。
Tくんは、みんなが話し合いをしている間も、ずっと物思いに自分が2個食べてしまったという
罪悪感を感じていたようでした。m(__)m

その後、みんなで話をまとめた結果・・・

  ◎食べられなかった子は、残っている“コアラのマーチ”を分けて食べること!
◎2袋食べてしまった子は、食べられなかった子に謝ること!

にまとまりました。

先生が2袋食べてしまった子へ、注意したりすることは簡単なことですが、
そこを先生ではなく、子どもたち同士での話し合いで解決していった方が
子どもたちにとっても、いい経験だと思いませんか?

今日の事件を通し、子どもたちの優しさがひしひしと伝わった話し合いとなりました。
私たち先生も、心温まる子どもたちの言葉に成長を感じることができました。

これからも、子どもたちを温かい目で見守っていきたいと思います♡(*^^)v


                                           年長組担任:富田・海老根


2010年11月8日月曜日

第4段!!chu-りっぷ号(*^。^*)

最近の年少さんの様子をお伝えしましょう♪

最近、特に子どもたちの様子を見ていて感じる事は
『友だちへの優しさ』です。

11月にもなると、子どもたちの関わりは今まで以上に関係性が増え、
様々な形で信頼関係を築いています。

がしかし…!!

やはり集団生活をしていれば、喧嘩争いなど様々な事が起こります。


以前の年少さんの様子は…
友だちと喧嘩をすると、
すぐに
「先生、○○くんが○○くんを叩いた」
「○○ちゃんが○○ちゃんにやられて泣いてるよ」
と報告!!

やられた子も
「先生、○○くんがやった」
と報告!!

その都度先生は、喧嘩した子どもたちを呼び、
「何があったの?」「なんでやったの?」
などと状況を確認し、
子どもたちの言葉を代弁し、お互いの気持ちを伝え、解決をしてきました。

でもでも!!

最近の子どもたちは、
喧嘩しているのを見つけたり、泣いている子がいると
子どもたちが自ら
「大丈夫?」「何があったの?」「どうしたの?」
などと友だちを心配し、子どもたちなりの言葉かけをしてくれています。



ある日、こんな事がありました☆

自由時間、子ども同士の喧嘩が起こり、
やられた子は近くにいる友だちに頼り、
やってしまった子は申し訳なさそうに下を向いていました。

すると、
「先生、○○くんが○○ちゃんの事やったんだって」
と報告!!

“何があった?”と
子どもたちの方に目を向け、行こうとすると

近くにいた男の子2人が
「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてくれたり、
「こうするんだよ!(“謝った方がいいよ”)」と言う感じに話をしてくれていました。

その姿を見て、
少し様子を見てみよう!
子どもたちの様子を見守っていると
子どもたちの言葉で解決方法を見つけ、子どもたちなりの解決法ではありましたが、
見事に解決をしてくれていました。


その背景には…


過去に先生が子どもたちに伝えてきた事やその都度解決してきた事、
また、自分がやってしまった、やられたという
自分自身が経験して学んだ事もあると思います。



やはり、子ども同士なので、子どもなりの解決方法になってしまいます。
しかし、すぐに先生が手を出しては子ども同士の関わりはなくなってしまいます。

子どもたちの様子を見ながら
その都度、一人ひとりに合った声掛けや関わりを心がけ、
どんどん子どもたち同士で話し合えるよう、
様々な機会で一人ひとりが自分の意見を伝えられたり、
相手の意見、気持ちを受け入れられたり
と言うように、たくさんの友だちとの関わりを促していこうと思います。

ピタゴラスイッチ(^^♪


みなさん(^o^)丿“ピタゴラスイッチ”ってご存知ですか?

そうです!教育テレビでお馴染みのテレビ番組なのですが・・・

実は・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/

年長さんのお部屋に、ピタゴラスイッチに似た“スカリーノ”というおもちゃがあるのです

先日、お天気が雨ということもあり“スカリーノ”を用意しておいてみると、
すぐさま興味津々の子どもたち(^^)

初めのうちは、パンフレットを見ながら真似をして作っていたのですが・・・
次第に、自分たちで試行錯誤して作る姿が!!
お部屋にある机や椅子を使って自分たちなりに工夫して行っていました。

まだまだ、テレビのピタゴラスイッチのようにはいきませんが、お友だち同士で協力して、
色々な形を組み合わせ考えて作ることを楽しんでいる子どもたちでした。

遊んだ後は?お片付け・・・と言うことで!!
片付けとなると普段なら少しテンションが下ってしまう子どもたちですが・・・

“スカリーノ”は・・・なんと!片付けも楽しいんです(^。^)y-.。o○
上手く箱の中に並べて入れないとキレイに入らない為、
『こうかな?』、『こうじゃない?』と友だち同士で考えながら楽しんで片付けをしています。

しかし!!\(゜ロ\)なかなか上手く箱に入らないことも↓↓

でも!大丈夫なんです

それは・・・Hくんを呼べばなんとかなっちゃうようなんです(^^)v

Hくんは“スカリーノ”の片づけが得意のようで、その時はHくんがいなかったのですが、
遊んでた子たちが自分たちではダメと判断したようで、
Sちゃんが「Hくんに頼もうよ!Hくんならできるよ!」とお願いしに行ったのです。

子どもたちの中で「“スカリーノ”の片付けに困ったらHくんだ!」と認めているようで
Sちゃんは、「お願い!Sくんじゃなきゃダメなのなんてお願いしている姿がありました。

一つのおもちゃから、子どもたち同士の関わるストーリーがこんなに見られるなんて・・・
ホント可愛らしいですよね(*^_^*)

これからも、子どもたち同士の関わりが自然と発生するような
環境作りを努めていきたいと思います




★5歳児 あやめ組担任 富田★



ある日の朝の出来事です・・・。

先日、園長のブログにも掲載されていましたが、
最近年長組ではホワイトボードにその日の手紙の事を
子ども達に伝えて、自分たちで手紙をしまうようにしています。

『今日はお手紙あるよ~♪』、『O枚だって(^_^)』と自然に友だち同士で教え合いながら
朝登園した子から順にファイルの中にしまっていく姿が見られています。


ですが毎回必ず何枚かお手紙が余っていたのです。
バスで登園して来る子は何人もいるので教え合いも広がりやすいのですが、
送りで登園する子は一人の時が多いので、手紙があることに
気付づかず教えあいも広がらない事が多く見られました。


このようにお手紙をもらい忘れている子もいるので、必ず朝の
集まりの時にはみんなで確認するようにしています。


そんなある日・・・
あのね、いつもお手紙忘れてるお友だちが
いるからおたよりファイルを配った時に
もらってない子には渡しておいたよ(^^)v
とMちゃんNちゃんが報告してくれたのです。

どのようにしたら気付いてもらえるのか考えていた所だったので
子ども達の方から気付いてくれて嬉しく思いました(●^o^●)

その事がきっかけで、お手紙を忘れている子がいると朝の集まりの時に
お友だちに渡してあげるようになりました
又、忘れている子自身も他のお友だちのファイルを見て、
お手紙があることに気付き慌ててお手紙を取りにくる姿
見られています。


教師が「お手紙取りに来て」と声をかけてしまえば簡単ですが、
「もらってない人には教えてあげてね」と声を掛ける事で
子ども同士の関わりがまた一つ増えます(*^_^*)

これからも子ども同士の関わりが広がっていくような環境作りを
していきたいと思っています(^u^)(^u^)

        年長 さくら組担任 海老根♡