2010年11月8日月曜日

第4段!!chu-りっぷ号(*^。^*)

最近の年少さんの様子をお伝えしましょう♪

最近、特に子どもたちの様子を見ていて感じる事は
『友だちへの優しさ』です。

11月にもなると、子どもたちの関わりは今まで以上に関係性が増え、
様々な形で信頼関係を築いています。

がしかし…!!

やはり集団生活をしていれば、喧嘩争いなど様々な事が起こります。


以前の年少さんの様子は…
友だちと喧嘩をすると、
すぐに
「先生、○○くんが○○くんを叩いた」
「○○ちゃんが○○ちゃんにやられて泣いてるよ」
と報告!!

やられた子も
「先生、○○くんがやった」
と報告!!

その都度先生は、喧嘩した子どもたちを呼び、
「何があったの?」「なんでやったの?」
などと状況を確認し、
子どもたちの言葉を代弁し、お互いの気持ちを伝え、解決をしてきました。

でもでも!!

最近の子どもたちは、
喧嘩しているのを見つけたり、泣いている子がいると
子どもたちが自ら
「大丈夫?」「何があったの?」「どうしたの?」
などと友だちを心配し、子どもたちなりの言葉かけをしてくれています。



ある日、こんな事がありました☆

自由時間、子ども同士の喧嘩が起こり、
やられた子は近くにいる友だちに頼り、
やってしまった子は申し訳なさそうに下を向いていました。

すると、
「先生、○○くんが○○ちゃんの事やったんだって」
と報告!!

“何があった?”と
子どもたちの方に目を向け、行こうとすると

近くにいた男の子2人が
「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてくれたり、
「こうするんだよ!(“謝った方がいいよ”)」と言う感じに話をしてくれていました。

その姿を見て、
少し様子を見てみよう!
子どもたちの様子を見守っていると
子どもたちの言葉で解決方法を見つけ、子どもたちなりの解決法ではありましたが、
見事に解決をしてくれていました。


その背景には…


過去に先生が子どもたちに伝えてきた事やその都度解決してきた事、
また、自分がやってしまった、やられたという
自分自身が経験して学んだ事もあると思います。



やはり、子ども同士なので、子どもなりの解決方法になってしまいます。
しかし、すぐに先生が手を出しては子ども同士の関わりはなくなってしまいます。

子どもたちの様子を見ながら
その都度、一人ひとりに合った声掛けや関わりを心がけ、
どんどん子どもたち同士で話し合えるよう、
様々な機会で一人ひとりが自分の意見を伝えられたり、
相手の意見、気持ちを受け入れられたり
と言うように、たくさんの友だちとの関わりを促していこうと思います。