12月7日(水)、宿題コーナーでの出来事です。
1人の1年生の女子が学校から持ち帰ってきた“足し算の宿題”。
そこには、何分何秒で出来るかな?と書いてあり、
まず隣に座っていた2年生のYちゃんが「私もやりた~い」と興味を持ち始めました。
そこで何枚かコピーをし、宿題コーナーに置いておきました。
そして始まったのがYちゃんと3年生のMくんの計算競争!!
『どっちが先に全問解き終わるかな?』
そこへ“何だ、何だ??” “面白そう”と寄ってきて、
共視しているのは、5歳児のReくんとUくん。
“自分もやってみよう!”と始めたのはReくんでした。
その横で見ているのはUくん。
しかし!!! Reくんは足し算のやり方も答えも「これは16だ」と
解っているのですが、その数字が書けず……。
動きも止まり、「ん………16、16…………」
それに気付いたUくんは、「16はこう書くんだよ!」と書いてあげたのです。
次には、小学生に書いてもらった【1、2、3、4、5、6、7、8、9、10】の例を指さし
「1はこれだよ」と教えるようになりました。
それをきっかけにUくんもやり始め、
そこへ同じ5歳児のYくんとRiくんもやってきて共視する姿が。
“Yくんがわからないだろう”とYくんのプリントをチェック!!
すると、たまたま答えが18であるところを81、10であるところを01と
反対に書いてある間違えを見つけ、「ここ違うよ」と教え、直してあげていました。
ひとりひとり、わからないことも、できることも段階が違うのは当たり前。
それを友だち同士、気付き合い、埋めていける関係がここにはあります。
素敵ですよね♡♡♡
そんな助け合い、支え合いの中で子どもたちはひとりひとり、
日々少しずつ学び、成長しています。
最後にはRiくんもやり始め、それぞれが楽しんで、
しかもすごい集中力で行っていたので、とても感心してしまいました(#^.^#)
ちなみに行っていた時間は…
Reくん 14:45~15:45 の1時間
Yくん 15:30~17:00 の1時間半(全問、間違いを直し、直し行う) でした。
今回、5歳児にとっては少しレベルの高い問題に挑戦した子どもたちでしたが
自分たちで興味を持ち、始めたこと、又あそび感覚で行っているからこその
成果、結果、集中力ですよね。
☆何事も自分で興味を持った時が、1番やる気も高く、伸びる時☆
その時をできるだけ見逃さず、大切にしてあげたいと思います。
★Yくんは途中で、小学3年生のMくんに
間違えない、わかりやすい“足し算のやり方”を聞き、
「例えば…4+2の場合……ボールが家に4個あり、今日新しく2個買ってきました。と
ボール(丸〇)を書いて、数えればいいんだよ!」と教えてもらったようで……
大きい数の計算ができるようになったり、正解率も高くなり、
さらにYくん自身の楽しさや嬉しさが増し♪
最後までやりきる意欲も出たようでした\(^o^)/
☆★☆最後に みんなの頑張った証拠です(*^。^*)☆★☆