2012年2月22日水曜日

育ち合う保育

育ち合う保育
先週のパンダルームでの出来事です。

年長のKくんが、小学生が作ったレゴブロックを
ジーッと見つめていました。
どんな風に作ってあるのか、
部品はなにかな?など・・・
そして、真似をして自分でもレゴブロックで
手のひらサイズの車を作り、走らせて遊んでいました。
普通に走らせてみたり、
壁にぶつけてみたり、
マットの上で走らせてみたり、
いろいろな走らせ方をして遊んでいました。
その度に、壊れたり壊れなかったりしていました。
その時に、ふと横を見るとブロックが・・・

そして、ブロックも同じように転がしてみました。
すると、ブロックは転がり方や、
強度がレゴブロックとは違う!! と、
Kくんは気づいたようでした。 
 そして、自分が作ったレゴブロックとブロックを
机の上から落としてみたりしていました。
 ブロックは、壊れない!!
けれど、レゴブロックは、壊れる時もある!

遊びが次へと変わってきました。
Kくんは、Rくんに『仮面ライダーごっこをしよう!』と
誘われていました。
Kくんは、それなら強度の強いブロックで
武器を作って遊ぼう!! と、考えたようです。

さっきまで、遊びながら実験していたことを
思い出しているように見えました。
武器と言ったら、丈夫で強いものを
と考えるのは、男の子なら当然ですよね。

思考力や、考察力が

遊びの中から養われていると、
発見?実感?できました。


 事務長 上野でした。