育ち合う保育
先週のパンダルームでの出来事です。
年長のKくんが、小学生が作ったレゴブロックを
ジーッと見つめていました。
どんな風に作ってあるのか、
部品はなにかな?など・・・
そして、真似をして自分でもレゴブロックで
手のひらサイズの車を作り、走らせて遊んでいました。
普通に走らせてみたり、
壁にぶつけてみたり、
マットの上で走らせてみたり、
いろいろな走らせ方をして遊んでいました。
その度に、壊れたり壊れなかったりしていました。
その時に、ふと横を見るとブロックが・・・
そして、ブロックも同じように転がしてみました。
すると、ブロックは転がり方や、
強度がレゴブロックとは違う!! と、
Kくんは気づいたようでした。
そして、自分が作ったレゴブロックとブロックを
机の上から落としてみたりしていました。
ブロックは、壊れない!!
けれど、レゴブロックは、壊れる時もある!
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遊びが次へと変わってきました。
Kくんは、Rくんに『仮面ライダーごっこをしよう!』と
誘われていました。
Kくんは、それなら強度の強いブロックで
武器を作って遊ぼう!! と、考えたようです。
さっきまで、遊びながら実験していたことを
思い出しているように見えました。
武器と言ったら、丈夫で強いものを
と考えるのは、男の子なら当然ですよね。
思考力や、考察力が
遊びの中から養われていると、
発見?実感?できました。
事務長 上野でした。