今学期も始まりました(*^^)v
年中です!!
まだまだ残暑が厳しく、園生活のリズムに戻るまでは体調管理に気をつけなくてはなりませんね。暑い中、運動会の練習も始まりましたが、みんなとても頑張っています☆
さて、毎年この時期になると年少さんがお月見団子を作ります。
今年は年中さんの購入している保育絵本にもお団子がありました。
子どもたちと一緒に保育絵本で遊んでいると「お団子食べたいなー」の意見!!
年少さんに入れてもらって参加することにしました。
ここで、子どもたちの面白いやりとりが見られたので、ご紹介しますね☆
年少さんとの混合での活動でしたので、11人ずつの4グループにグループ作りから始めました。
「男の子と女の子を混ぜて、好きなお友だちと11人でグループになってね」
と、話すと。。。
2・3人のグループができあがり、それから他のグループと合体し、6・7人になり・・・良い感じに増えてきました。
しかし、最後の10人~12人くらいになってくると、うまく11人ぴったりになりません。。。
あるグループのやり取りでは、13人になってしまい議論がなされていました。
「○○ちゃん抜けて!」「○○くんが抜けてよ」という言葉が飛び交っていました。
自分が抜けたくないので、必死なのは良く分かりますが、言われた子はとても悲しい顔をしています。保育者が声をかけてみました。
「じゃあ○○くんが抜けてって言われたらどんな気持ち?」
すると、「嫌な気持ち。」と、気付いたようです。
そして他の子が「じゃんけんで負けた人が抜けようよ!」と言い、やり始めました。
しばらくすると大人数ではじゃんけんが有効的手段ではないことがわかったようで、「なかなか決まらない・・・」と困ってしまいました。
すると、「じゃあ誰か抜けてもいいよって言う人いる?」と、ある子が言い始めました。
大人でしたらすぐに「私が抜けます」と言って成立する話し合いですが、子どもにとってはなかなかそうはいきません。子どもたちの中からこの言葉が出てきたのもすごい事ですが、そこで1人の子が「俺抜けてもいいよ」と言ってくれたのです!!すると、他の子も「じゃあ俺も」と続いてくれました。ちょうど2人抜けて11人になり、その2人も違うグループに行き、無事に4つのグループができあがりました。
今回のように上手くいかない日も今までたくさんありましたし、毎回きれいにまとまる話合いばかりではありませんが、回数を重ねるごとに自分たちでなんとか解決策を考えようとしたり、大人の真似をしてみたりして少しずつ解決する力を身につけていっているようです。
担任として嬉しい出来事だったので紹介しました☆
お団子作りは大成功!!
年少さんとこねこねしながら上手に丸め、おいしくいただきました(*^_^*)
お月見のお話もしてみました☆
本当のお月見はまだですが、一足先にお月見気分を味わえたかな??