2017年11月30日木曜日

子どもたち発信の取り組み☆はらぺこあおむし

ドキドキの発表会もいよいよ今週末です💕!

今週のはらぺこあおむし🐛チームは、お客さん側から見た自分たちの姿を動画で見て、良いところ・悪いところを話し合う「作戦会議」を行っています✏️


これまでは演じるばかりで、実際に自分たちの姿を見たことがなかったので、初めて動画で自分たちの様子を見た時は興味津々。
「あ、○○だ!」「なんか、フラフラしてる…。」などと、改めて反省点を見つけられた日になりました。

動画を見終わって、「どうだった?何か気が付いたことある人いる?」と、問いかけると、次々に意見が出てきました!


ここでも、今までの活動の中で提案したり、認めてもらえたりといった関わりが濃かったからか、いつもなら発言できないような子も、積極的に意見を出してくれました✨

1回目の作戦会議で子どもたちから上がってきたものは、こんな内容でした👇



2つ目の星の内容は、年長さんたちからでした。
「なんで走っちゃいけないの?」と、尋ねると「だって、転んだりぶつかったりしたらはずかしいよ!早歩きにして!」とのことでした😌

また、4つ目の星の内容は、もともとK君が活動の中で自主的に始めてくれたこと!
「いいね!」と、他の子にも広まったのですが、肝心の絵本を支えているという仕事がおろそかになってしまいました💦
そこで、「2人じゃ危ないから3人は残ろう!」ということになりました✌



話し合い後の練習では、一人一人が改善点を生かし、今までで一番上手に行うことができました!
助け合い、教えあい、気づきの場面もたくさん見られましたよ💖







そしてこの日は、年長さんがお手伝いしてくれている裏側で、年少さんの素敵な姿が🌟
あおむしになっている年少さんは、絵本の裏側で巧技台に座っているのですが、それがいつも時間が経つとずれてしまっていました😓それをこの日は年少さんのRちゃんがそっと直してくれていたのです😢!
前に話したK君の行動も、誰かに頼まれたわけではなく、自分でやったほうがいいと思いやってくれた行動です。
K君から始まった素敵な動きが、年少さんにまで派生しているなんて、見ていてとても嬉しくなる光景でした😌💕







総合予行も無事終了し、今日は総合予行の映像を見ながら、作戦会議第2弾!




「絵本の持ち方かっこよくなってたよ!✨」
「立ち方がかっこよかった!ピンってたってた!✨」

反省ばかりだった1回目に比べると、今回は良かった点もたくさん上がってきました😆


今回の1番の問題点は、年少さんがスタンドマイクで遊んでしまうことでした💦
多くの子がそこが気になったようで、みんなで解決策を探しました。

「マイクをONじゃなくしちゃえばいいんだよ!」
「誰がやるの?」
「最後に使う年中さんがやったほうがいいんじゃない?」
「じゃあわたしがやってくる!」
「やり方わかる?」

どんどん子どもたちだけで進んでしまう話し合い。
保育者側も、昨日の練習ではそこが気になっていて、年長さんに電源を切ってもらおうと頼むつもりだったのですが、そんな必要はありませんでした😳!



試しに、決まったばかりの作戦を実行してみると、作戦は大成功💙!
年少さんがマイクにふざけて話しかけてしまっても、電源がOFFなので、いつものように大きな音では入りませんでした😙

「わたしがやるよ!」と、言ってくれた年中のKちゃんも
「せんせい、だいせいこうだね⭐️」と嬉しそうでした😁



チームのみんなで解決策を考えるからこそ、もし、本人が忘れてしまっていても、他のお友だちが助けに行くことができます。
失敗を誰かのせいにするのではなく、足りない部分をみんなで補おうとする今の環境はとても素敵だな、と思います😊



本番まで本当に残りわずかです!21人の小集団だからこそできる関わりをたくさん認めてあげて、グループに戻った時も、この子たちの本来の力が発揮できるよう伸ばしていってあげたいなと思います😊



2017年11月27日月曜日

普段のあそびから発表会へ☆はらぺこあおむし

発表会も近づいて来て、園での活動も発表会に向けての取り組みが増えてきました。

今年の発表会は、子どもたちの意見から出た全部で5種類の演目の中から、自分の興味があるものを選びました😊


年度当初、いちごグループで読んだ「はらぺこあおむし」の絵本。
本に合わせて歌も覚えたことで、字が読めない小さいお友だちも、読み聞かせごっこをして遊ぶことが出来るようになり、みんなで交換であそんでいました📕

時には、歌いながら他のグループの子に発表したことも・・・



そんな関わりが次第にグループの垣根を越え、気づけばぶどうの子どもたちも歌を口ずさむように♪


発表会で「あおむしがやりたい!」という子も、2グループが半分ずつくらいの割合になりました🐛★






いざ活動が始まると、21人という少人数での活動という事もあり、普段はなかなか力を発揮できない子たちの素敵な姿や、積極的な姿勢を見ることが出来ました💖!

学年やグループといった大きな集団の中では、恥ずかしくなってしまったり、周りの圧力に怖気づいてしまう子もいます。
しかし、今回のあおむしのチームには年長さんが6人しかいません!
「僕たちが頑張らなきゃ💪!」という使命感があったのか、
絵本の制作中も「せんせい、僕もここやってみたい!」「これも描いてみていい?」
などと、自ら仕事を見つけ取り組むことが出来ました。

1人の姿が変わってくると、それにつられて周りの子の姿も変わってきます。
「いいね!じゃあ、ここは茶色にしてみよう!」など、小さな集団の中だからこそ、お互いがお互いを認め合って、相談し、自分たちで乗り越えようとするやり取りがたくさんありました😆💕







また、発表会が近づくにつれ、自分たちの姿を誰かがお客さんになってみてくれることも増えてきました。
「やりたい!」と張り切っていた子どもたちですが、『見られる』とい状況を経験していく中で、次第に『恥ずかしい』という思いも生まれてきました。


「1人じゃ恥ずかしいから2人で読むことにしていい?」
と、初めからお友だちと声を掛け合って、協力することにした子もいます。

そんなお友だちの姿を見ていたからか、初めは「1人でやる!」と言っていた子も、次第に恥ずかしくなってきたのか「○○てつだってよ~😥」と、お友だちに助けを求めるようになりました。








やる!と言ったことが出来ない事は、決して失敗ではないと思います😌
「無理かな?」と、自分で思った時に、諦めてしまうのか、自分なりの解決策を見つけられるか、そこが大切なのではないでしょうか?

やってみよう💪!と思った気持ち。上手くいかないからどうしようと考えた時間🕐。
それが、子どもたちを成長させてくれています❤


うまくいかない時間を繰り返しながら、「できた!」に向かっていく子どもたちの姿を、本番まで上手にサポートしていってあげたいと思います😉💖