今年の発表会は、子どもたちの意見から出た全部で5種類の演目の中から、自分の興味があるものを選びました😊
年度当初、いちごグループで読んだ「はらぺこあおむし」の絵本。
本に合わせて歌も覚えたことで、字が読めない小さいお友だちも、読み聞かせごっこをして遊ぶことが出来るようになり、みんなで交換であそんでいました📕
時には、歌いながら他のグループの子に発表したことも・・・
そんな関わりが次第にグループの垣根を越え、気づけばぶどうの子どもたちも歌を口ずさむように♪
発表会で「あおむしがやりたい!」という子も、2グループが半分ずつくらいの割合になりました🐛★
いざ活動が始まると、21人という少人数での活動という事もあり、普段はなかなか力を発揮できない子たちの素敵な姿や、積極的な姿勢を見ることが出来ました💖!
学年やグループといった大きな集団の中では、恥ずかしくなってしまったり、周りの圧力に怖気づいてしまう子もいます。
しかし、今回のあおむしのチームには年長さんが6人しかいません!
「僕たちが頑張らなきゃ💪!」という使命感があったのか、
絵本の制作中も「せんせい、僕もここやってみたい!」「これも描いてみていい?」
などと、自ら仕事を見つけ取り組むことが出来ました。
1人の姿が変わってくると、それにつられて周りの子の姿も変わってきます。
「いいね!じゃあ、ここは茶色にしてみよう!」など、小さな集団の中だからこそ、お互いがお互いを認め合って、相談し、自分たちで乗り越えようとするやり取りがたくさんありました😆💕
また、発表会が近づくにつれ、自分たちの姿を誰かがお客さんになってみてくれることも増えてきました。
「やりたい!」と張り切っていた子どもたちですが、『見られる』とい状況を経験していく中で、次第に『恥ずかしい』という思いも生まれてきました。
「1人じゃ恥ずかしいから2人で読むことにしていい?」
と、初めからお友だちと声を掛け合って、協力することにした子もいます。
そんなお友だちの姿を見ていたからか、初めは「1人でやる!」と言っていた子も、次第に恥ずかしくなってきたのか「○○てつだってよ~😥」と、お友だちに助けを求めるようになりました。
やる!と言ったことが出来ない事は、決して失敗ではないと思います😌
「無理かな?」と、自分で思った時に、諦めてしまうのか、自分なりの解決策を見つけられるか、そこが大切なのではないでしょうか?
やってみよう💪!と思った気持ち。上手くいかないからどうしようと考えた時間🕐。
それが、子どもたちを成長させてくれています❤
うまくいかない時間を繰り返しながら、「できた!」に向かっていく子どもたちの姿を、本番まで上手にサポートしていってあげたいと思います😉💖