2011年11月14日月曜日

発表会に向けて~年長組その①~

幼稚園では発表会に向けての活動が各学年で行われています。
今日は年長さんの表現についてのお話です。

今年で2回目・3回目の発表会を迎える年長さん。
まずは、「今年も発表会があるけど、やりたい?それともやりたくない?」
やるか、やらないか、そこから一つずつ話し合っていきました。
すると・・・
『やる~!!』『劇やりたい(*^_^*)』など発表会に向けて意欲的な姿が。

その次は「どんな事をやりたいのか」も子どもたち同士で決めて行きます。
話し合った結果
『年長さんになって出来るようになった事・得意な事を発表したい!!』
という意見にまとまりました。

さぁ、ここで問題です!
子どもたちの出来るようになった事・得意な事とは何でしょう?
答えは・・・
  『和太鼓』 『スカリーノ』 『跳び箱・マット』 『手遊び』 『劇遊び』です。

自分のやりたいグルーブを選びましたが、スカリーノの人数が予定の人数より
多くなってしまったのです。
「どうしたらいいかなぁ?」という担任の呼びかけに
「オーディションをしたらどうかな?」と提案してきたK君。
思い返してみると、組体操のピラミッドのセンターを決めたときも
オーディションをしていました。
今までの様々な経験の中から出てきたアイディアでした。


  オーディション当日(●^o^●)

真剣な表情でオーディションを受ける子とその姿を優しく見守る子どもたち。
おしゃべりをしている子なんて1人もいませんでした。
上手な子を選ぼうとしている証拠かもしれませんね。
いつしか担任もスカリーノを作る子どもたちに目が釘付けになっていました。
本当に子どもたちの作る作品には驚き!『凄い』の言葉しかありません。


 
   そして結果発表(*^^)v
選ばれた子にも選ばれなかった子にも
『頑張ったね』という気持ちを込めて、拍手を送りました。
 
その横では落ちてしまったT君の隣に座ったA君。
するとT君に対して「T君のスカリーノも良かったよ」と声を掛けるA君。
お友だちの気持ちに寄り添った言葉掛けに驚いたと同時に
とても嬉しい気持ちになりました。

発表会に向けての活動はまだまだ始まったばかりです。
発表会に至るまでの活動の取り組み方について
これからもどんどん紹介していきたいと思っています。