今週の年長さん、リレー編です✊
悔しい・嬉しいなどたくさんの感情を味わいながら、リレーの楽しさが伝わってきた子どもたち😁
今週も「早く早く!」と急かされながら練習を進めてきました💙
しかし、今週に入ってから、なかなか最後まで繋がらなくなってしまったバトン。
気がついたら、違うチームのバトンを受け取っていたり、誰かを抜かしてしまっていたり・・・・
そんな結果が何度も繰り返されていました。
4チーム中、順番通りにゴールできたチームが1つしかない日も…😞
そんな時に聞こえてきた子どもたちの声は、以前のような
「たのしかったー😆!!」ではなく
「○○が間違ったからだよ!」
「××だって!!」そんな悲しい言葉ばかりでした。
リレーを始める時、1番最初に子どもたちと話したこと。
1人ではできないんだよ!みんなで協力しなきゃ上手くいかないよ!
そんなことを、競技に夢中になるにつれて、忘れてしまっていました。
ゴールできたチームは、自分だけじゃなくてきっと、みんなのことをちゃんと考えていられたんだね😊
そんな話をしてから、同じチーム、同じ順番で第2回戦!
バトンゾーンでの子どもたちのやりとりで素敵な言葉を聞くことができました💖
走ってきた子が次の子にバトンを渡す時「はい!T君!!」と声をかけていたんです!
そして、渡した後も「手もっと振ってー!!」と声をかけ続けていました😆
とっても素敵な光景ですよね😊
誰かに教わったわけではなく、自分なりにどのようにしたら相手に間違うことなく確実にバトンを渡せるのか考えた結果だと思います。
毎日話し合いをして、走る順番を決めなおしているので、中にはなかなか自分の順番を覚えることができない子もいます。
いろんな発達の差があることに、子どもたちが気がつけた瞬間だったのではないでしょうか?
そんなやりとりがあった火曜日の午後のリレーで、園長先生からサプライズが😳!
なんと、1位のチームにトロフィーが贈られたのです!
去年、年長さんがもらっているのは見ていましたが、自分たちが手にするのは初めて💕
トロフィーに熱い視線を送っていました💘笑
早速、1位のチームで話し合って1人代表を決め、園長先生から授与されました💚
そしてこの日から毎日トロフィーを返還し、1位になったチームが改めて授与されるようになりました♪
しかし、またここで子どもたちに試練が・・・😓
チーム内での代表者が決まらないのです💦
「僕が頑張ったから僕がもらいたい😤!」
「私だって頑張ったよ😠!!!」
頑張っていない人なんていないですもんね。
頑張った人がもらえるなら自分が一番だ!と、ついついみんな自分中心になってしまい、せっかくみんなで喜んでいたチーム内も険悪な雰囲気に・・・
そこで、話し合いを進めやすくするため、代表を決めるための縛りができました。
この日は『1番上手に応援できていた人』
どこに話し合いの重点を置いたらいいのかがはっきりしたことで、みんなの意見も同じ方向を向き始めました。また、それまでは自分が1番!という考えだった子も、お友だちの名前をあげられるように✨
まだまだ未熟な子どもたち。
自分の思いを我慢できないことも多々あります。
思いが強すぎるがために、次第にお友だちに強く当たってしまったり、強制的な態度になってしまったり。
そんな時、質問の仕方を変えてあげたり、ちょっと間に入り意見を聞き出してあげることで、納得することもあるんです😊
数字や形のように、目で見えないものをみんなで相談し、決めるんだから、大人でも難しいですよね?ついつい、じゃんけんで決めたくなったりしませんか?
でも、それはきっと、全員が納得する解決策ではないのではないでしょうか?
毎年運動会当日も、リレー後に代表を決める話し合いの時間をいただいています。
子どもたちがよりよい話し合いができるよう、練習の中でも見守っていきますが、当日も時間がかかってしまうことが予想されます。
そんな姿も、「長いな〜」などと思わず、成長のワンシーンとして温かく見守っていただけたらと思います😊